妄想列車その①~東北本線夜行列車編~
やれるかどうかは別として、いろんな列車を妄想したい。おそらく実現しないけど、ワンチャンできれば面白そう。今回は、東北本線に夜行列車を復活させてみたい。
①区間
まずは走らせる区間から。東北本線なら迷わず「上野~青森」と答えたい所だが、今回は「品川・東京~盛岡」へ区間を短縮する。というのも、東北新幹線が青森~八戸間を除いてほぼ並行している為、東北新幹線が動く時間帯はそちらに需要が流れると思われるからだ。そこで東北新幹線が動かない時間帯を補完する存在として考えて、盛岡までの運行が妥当ではないか、と考えた。一方、都心側の発着地点を「品川」に設定した理由は、上野東京ラインを活用して品川・東京・上野と都心側の発着場所を増やしたいからである。
②車両
続いて車両だ。どの客層をターゲットにするかで車両も変わってくるが、今回は想像しやすくする為に実際の車両で考えたい。寝台特急用として「サンライズ瀬戸・出雲」の285系(の交直流対応バージョン)をイメージする事にする。7両編成だ。(あくまでも妄想なので細かい制約は一旦無視する。)
③ダイヤ
続いてダイヤだ。今回は、かつて東北本線を走っていた夜行列車「はくつる」の晩年のダイヤを参考にした。
品川 23:03 6:27
東京 23:13 6:17
上野 23:22 6:07
大宮 23:52 5:40
小山 0:35 4:58 水戸線721M接続(上り)
宇都宮 1:00 4:33 宇都宮線1521E接続(上り)
(この間郡山・福島・仙台等に運転停車)
一ノ関 5:25 0:15 大船渡線321D・東北線1521M(下り)、1556M(上り)接続
北上 6:00 23:40 北上線723D接続(下り)
花巻 6:10 23:30 釜石線1653D接続(下り)
盛岡 6:39 23:00 東北新幹線「はやて93号」「はやて98号」接続
東北新幹線とのスムーズな接続を考慮して、盛岡方面は「はくつる」より約1時間遅く、品川方面は「はくつる」より約40分早いダイヤにした。また、停車駅を「はくつる」よりも増やし、北関東や岩手県南部の需要も狙う事にした。
④運賃
一番気になる運賃。今回は「東京~盛岡」間で考える。東京~盛岡の営業キロは535.3kmで、運賃は8580円。特急料金は寝台車が2540円。合計すると11120円となる。
寝台料金はまちまちだが、参考として「サンライズ瀬戸・出雲」の「シングル」を適用して7700円に設定する。そうすると、合計は18820円となる。もし「ゴロンとシート」が連結された場合は、特急料金は通常期で3070円。運賃と特急料金の合計で11650円。「寝台特急」としては申し分ないかもしれないが、制度を改正してもう少し寝台料金等の値段を安くした方が良いかもしれない。あるいは東北新幹線との割引料金を設定したり、「北海道&東日本パス」でも乗車できるようにしたり、「いわてホリデーパス」をセットでおトクに購入できる様にするのも一つの手か。
⑤ライバル
ライバルについても考えてみたい。真っ先に思い浮かぶのは航空機と夜行バスだ。しかし航空機は敵にはならない。というのも、いわて花巻空港と首都圏を結ぶ定期便が運航されていないからだ。思わぬ所でライバルが消えた。東北新幹線恐るべし。
夜行バスはどうか。今回はJRバス東北とオリオンバスの2社と比較する。JRバスは「ドリーム盛岡号」がライバルだ。東京ディズニーランド及び都内4か所(渋谷・池袋・東京・王子)と盛岡駅を結んでいる。料金は時期によるが6700~10500円。設備は3列シートだ。一方、オリオンバス。東京~盛岡間で毎日4便夜行バスがある。北上停車便や一ノ関・花巻停車便もある。値段も3000~6500円とかなり安い。こちらは設備は4列シートだ。値段第一ならオリオンバス、設備も重視するならJRバスに軍配か。値段では寝台列車の勝ち目はなさそうなので、設備面で高速バスより優れている「ノビノビ座席」や「ゴロンとシート」を導入したり、夜行快速なら3列シート車両を作るなどして、「払う価値が高い質」を提供した方が良さそうだ。ダイヤは、時間帯が近そうなものを抜粋して以下にまとめる事にする。所要時間は高速バスと良い勝負だが、停車駅を考えると寝台列車に軍配が上がるか。
東京23:13 → 北上6:00 → 花巻6:10 → 盛岡6:39(架空寝台列車)
東京23:10 → 盛岡6:35(ドリーム盛岡1号)
東京23:00 → 北上6:10 → 盛岡7:10(オリオンバス1321便)
東京22:40 → 花巻7:15 → 盛岡7:55(オリオンバス1451便)
盛岡23:00 → 花巻23:30 → 北上23:40 → 東京6:17(架空寝台列車)
盛岡23:10 → 東京6:35(ドリーム盛岡4号)
盛岡21:00 → 花巻21:50 → 東京6:24(オリオンバス1452便)
盛岡21:30 → 北上22:40 → 東京7:00(オリオンバス1322便)
⑥乗車体験記風シミュレーション
(盛岡方面)
23時過ぎ、東海道線の列車の合間を縫うように列車は品川駅を発車した。東北新幹線も上野東京ラインも最終列車が発車した後だ。東京・上野で3分ずつ停車し、お客を乗せていく。0時過ぎに放送が流れ、車内は消灯した。宇都宮線内で先行列車に少しづつ近づいて行き、小金井で先行していた1654Eを追い抜く。宇都宮駅を発車すると、次は一ノ関駅まで止まらない。しばしの間、眠りにつく事にしよう。
5時25分、一ノ関駅。数は少ないが、客が降りて行った。5時50分に放送が流れ、車内に明かりが戻る。北上到着前に北上線の乗り換えがアナウンスされ、到着後は何人か北上線の列車に乗り換えていった。花巻でも客が一部降りたが、大半の客は盛岡まで乗りとおす様だ。6時39分。外が明るくなる中、列車は定刻通りに終点の盛岡駅に到着した。大勢の客が列車から降りる中、私は新幹線ホームに向かい、始発の「はやて」号に乗り込んだ。
(品川方面)
盛岡行きの「はやて」号に乗っていたが、大雨による徐行運転の影響で10分ほど遅れてしまった。盛岡到着は23時を過ぎてしまったが、寝台列車は接続を待ってくれていた。他の乗り換え客を共に急いで列車に乗り込むと、程なくして列車は発車した。北上を発車した直後に放送が流れ、車内は消灯された。寝る直前に一ノ関のホームの様子を見たが、数名の客が寝台列車を待っていた。
関東の朝は早い。4時半過ぎの宇都宮駅に到着すると、宇都宮線の始発列車が発車を待っていた。小山駅では水戸線の始発列車。大宮駅到着直前に放送が流れ、現在定刻で運転している旨がアナウンスされた。遅れはすっかり取り戻したようだ。都心に近づいているが、始発列車よりも先に走っている為、快調に飛ばしていく。景色を見ていたら、いつの間にか上野駅に到着した。上野と東京で多くの客が降りて行った。高輪ゲートウェイ駅を通過したら、終点の品川は目前だ。
⑦総評・個人的予想
ここまでいろいろな検証をしてきた。運賃では高速バスに対抗できない為、設備面で勝負しないといけないが、所要時間を考えるとあまり豪華な設備にもしづらい。また、ほぼ首都圏~岩手県内の利用となる為、需要も拾いづらい。「ゴロンとシート」や「ノビノビ座席」を中心に様々な工夫をして、やっと高速バスと戦えるレベルなのだろうか。ちなみに、今回の検証で一番驚いたのが、ダイヤ設定の際に参考にした「はくつる」のダイヤが想定よりも所要時間が短く、意外と使いやすそうなダイヤだった事だ。東北新幹線とあまり競合していないあのダイヤで客足が伸びないのなら、遅かれ早かれ列車の廃止は避けられなかったのだろう。そう考えると、無策の場合この寝台列車も苦戦が予想されるのではないか。とはいえ、今回は新幹線含め各路線との接続はしやすい様にダイヤは組んだ。小さい需要を確実に拾い上げていく事が、この列車が長生きするカギになるものと思われる。
※参考資料
※続編
旅行妄想その2【言うだけならタダ】
旅行どころか外出すらままならない雰囲気の今。「こんな旅行があったら面白そうだな」という妄想だけは不思議と湧いてきている。思い付きで書くけど誰か既に思いついていたらごめんなさい。あと、知識の粗さについてはご容赦を。というか、今回は旅行というより企画系中心の気がする…。
前回→https://chifumu-m.hatenablog.com/entry/2020/04/11/210000
①最終列車乗り継ぎの旅
名前の通り、ひたすら各路線の最終列車を乗り継ぐ旅。1本でも乗り遅れたら強制終了となる為、スリルを味わう旅でもある。新幹線と組み合わせるのも面白そうだ。実際、東京行き最終列車である「やまびこ70号」「のぞみ64号」など、新幹線の最終列車と在来線の最終列車はどのくらい接続が考慮されているのか興味がある。「この列車が接続しているんだ」という意外な発見もあるのではないか?
②終電から始発までその駅周辺で過ごす
ある駅に最終列車で向かう。そこから始発列車が動くまでの時間、退屈せずに時間を過ごすことができるかを実験する企画である。深夜時間帯、営業しているお店やホテルはあるのだろうか?駅周辺の雰囲気はどうだろうか?その辺を検証してみたい。真夜中の撮影となる為、治安や騒音には警戒しなければならない。結構リスクの大きい企画でもある。
例(全て平日ダイヤ 2020年5月現在)
高崎 1:37着→5:10始発
高尾 1:22着→4:28始発
勝田 1:15着→4:27始発
桜木町 1:13着→4:18始発
③1駅で乗り換え
最近お気に入りのYoutuberとして綿貫渉さんを紹介したい。綿貫さんは鉄道を中心に交通機関に関する動画を投稿している「交通系Youtuber」として活躍されている。綿貫さんは様々なシリーズの動画を投稿しているが、その中に「1駅で終点」シリーズがある。今回はそれをオマージュした企画だ。
「1駅で終点」で紹介される列車は「始発駅の次の駅が終点」の列車である。それに倣って「1駅で乗り換え」は「乗った列車の次の停車駅で降りて、別の路線に乗り換える」事をルールとする。これを繰り返し、できるだけ遠い場所まで行きたい。乗る列車の種別は問わない。例えば新横浜から東海道新幹線に乗って西へ向かう場合は、「こだま」なら小田原、「ひかり」なら熱海・静岡・豊橋など(列車によって異なる)、「のぞみ」なら名古屋となる。「乗ったらすぐ降りる」の繰り返し、果たしてどこまで行けるのか、そして何回乗り換えするのか。検証してみたい。
④ゲーセンに1番近い駅グランプリ
近所のラウンドワンに遊びに行った時にふと思った。ゲームセンターが一番近い駅はどこだろう?そこで「ゲーセンに1番近い駅グランプリ」を思いついた。改札からゲーセンまでの所要時間を図り、ゲーセンに一番近い駅を決めたい。もっとも、ゲーセンも駅も無数にある為、闇雲に探すのは困難だ。そこで、ゲーセンならセガやタイトーなど系列店ごとに、駅は首都圏近郊などから探す事にしたい。ゲーセンが駅ビルにある所が優勝候補になりそうだ。
ここまでいろいろな企画を立ててみた。正直な話、実現する可能性はこのご時世、やっぱりいろいろな意味で低い。時間もお金も手間もかかるだろうし。動画にしたら面白いと思うけど、そもそも私は旅の動画を作った事すらない。ただ、企画としては面白そうだなと思う。
言うだけならタダだけど。
ただひたすら雨の日のゆりかもめの写真をあげる。
2015年3月。当時学生だった俺は、春休みをバイトをしたり、家で艦これをしたり、外に出て撮り鉄をしたりして過ごしていた。ダイヤ改正前だったのでいろいろ撮影していたが、その中でも新交通システムの「ゆりかもめ」が好きだった。そんなある日の撮影を振り返ってみたい。
この日は雨が降っていた。まずは地元で軽く撮影した後、北総線に移動して引退が迫っていた北総7260形の撮影をした。その後はそのまま7260形に乗車して都内に向かい、東急線内でいろいろ撮影した後に新橋へ移動し、ゆりかもめの撮影を開始した。
まずは汐留や竹芝から一駅ずつ撮影していく。
レインボーブリッジを渡り、お台場海浜公園や台場でも撮影を続けていく。どの駅も同業者がいなかったので、自分のペースで撮影できた。
一駅ずつ豊洲へ歩を進める。
日も暮れてきた。時間との闘い。ラストスパート。
終点の豊洲に着いた時には、日はすっかり暮れていた。
「公開説教」を受けて。(補足あり)
先日、次の記事を投稿した。内容は、ナインティナインの岡村隆史さんのラジオ番組での発言に関するものだ。
その後、岡村さんのラジオ番組において相方の矢部浩之さんが登場し、岡村さんに対して「公開説教」を行った。以下に自分が思った事を書きたい。
【風俗発言を謝罪】ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン 2020年04月30日 『矢部浩之が公開説教』
自分は、Youtubeでアーカイブを探し(本当は良くない事だと思うが)、例の放送を聞いた。矢部さんは今回の騒動について、岡村さんの過去のエピソード(10年前に「パッカーン」した事も含む)に触れながら、岡村さんの悪い部分の核心を突いた指摘をした。柔らかい口調で周囲に気を配りながらも、岡村さんに厳しい態度で臨んだ。48のおっさんが49のおっさんに対して、恥を晒した、叱った、そして背中を押した。これが叱咤激励なんだ、と感じた。
自分が結婚できるかどうか、自分が結婚したいかどうかは別にして、「結婚した方が良い」タイプの人は必ずいて、矢部さんはきっと「結婚して良かった」タイプで、岡村さんも「結婚した方が良い」タイプなのかな、と思った。結婚する事で他者から指摘されやすくなって自分を客観的に見つめる機会が増えたり、異性と長時間一緒に過ごす事で異性や他者への理解がより深まって尊敬につながっていく。そんな働きがあるのかな、とも思った。
ここでかばっても良かったかもしれない。あの失言の後でも、岡村さんを擁護する声はあった。ここで無視しても良かったかもしれない。岡村さんを見捨てるような声もあった。しかし矢部さんは、ぬるま湯につかる事も、逃げる事も拒否した。相方として、岡村さんに正々堂々と向き合った。相方にしか出来ない事を考え、何が岡村さんにとってベストなのかを考え、それを実行に移し、堂々とやり遂げた。それがあの「公開説教」ではないか、と感じた。
岡村さんが今後どうなるのかは分からない。許す人は許すだろうし、許さない人は許さないだろう。それを他人が決める権限はない。世の中にはたった1度の過ちが許されない場面がある。たった1度の過ちでその世界から退場させられた人もいる。「1度の過ちくらい許すべきだ」「失敗しても真摯に反省している人は許すべきだ」と自分は思うけれど、もし自分の身近な人が過ちを犯した時に、自分が本当にその人を許せるかどうかは分からない。でも、矢部さんの様に叱ってくれる人がいるのはありがたい事だ。そして、岡村さんは愛されている。離れる人も沢山いるかもしれないが、残る人も多いはずだ。岡村さんは、いろんな人に恵まれているはずだ。
今回、矢部さんが岡村さんを叱った事で、いろいろな所で岡村さんは救われたと思う。自分も身に染みる思いだったし、自分の闇をこじらせてしまうとああなってしまうとも思った、一方で自分も矢部さんに救われた気がする。岡村さんに対してモヤモヤした気持ちや悲しい気持ちがあったけれど、矢部さんの一喝によって、そういう気持ちが少しは晴れたのだ。また2人で活躍する姿を楽しみにしたい。ありがとう、やべっち―。
補足:岡村さんのあの発言を聞いて「悪意」は感じていなかったが、番組の中で矢部さんが岡村さんを「天然」と評していて、「だから悪意を感じなかったのか」と納得した。ただし「悪意がない」というのは失態が許される要因ではない。むしろ「悪意がない」状態こそが厄介なのだ、とも考えている。
「認識の違い」が生んだ悲劇(追記あり)
芸能人が炎上しているのを見ると「もったいない」と思ってしまう。好きな芸能人なら尚更。炎上してしまう理由は「認識の違い」かもしれない。
ナインティナインの岡村隆史さんのラジオ番組内での発言が問題となり、番組を放送したニッポン放送が謝罪した。(追記:その後、岡村さんも所属先の吉本興業を通して謝罪した。)
4月23日『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』での発言について | オールナイトニッポン.com ラジオAM1242+FM93
ナインティナイン 岡村隆史のオールナイトニッポン 2020年4月23日
※(非公式動画です。)番組後半の1:32:30付近からが問題になった部分(リスナーさんに対して岡村さんが返信する形)
自分は風俗には疎い人間だから、岡村さんの発言を聞いて「風俗業界ってそういうものなのかな」と思った。おそらく過去の経験から考えた「予測」であり、悪意を持って発言したものではない、とも感じた。このご時世で風俗に行ってしまった国会議員もいる中で、我慢している事そのものは立派だとも思った。
一方で、危ない発言だなとも思った。藤田孝典さんの様に批判する人が出てきてもおかしくないと思ったし、藤田さんの捉え方も間違いではないな、と感じた。岡村さんは「楽しみ」とは言ってないけど、そういう風に感じる人もいるだろうな、と思った。
岡村隆史「お金を稼がないと苦しい女性が風俗にくることは楽しみ」異常な発言で撤回すべきではないか(藤田孝典) - 個人 - Yahoo!ニュース
これは様々な「認識の違い」が生んだ悲劇なのではないか、と自分は感じた。先に挙げた捉え方の違いの他に、4つの「認識の違い」が思い浮かんだ。
①深夜ラジオに対する認識の違い
②岡村さん自身に対する世間の認識の違い
③風俗嬢に対する認識の違い
④現状認識の違い
①深夜ラジオに対する認識の違い
自分自身は深夜ラジオを聞く事はあまりない。ただ、深夜ラジオは「チラシの裏」のようなものだと感じていたので「チラシの裏ぐらい好きにさせろ」と思っていたけれど、その認識は違うのかもしれない。深夜時間帯とはいえ公共性はあるし、「本人・スタッフとリスナーが楽しんでいるからいいだろ」という主張はもう通用しないのかもしれない。Twitterの過去の発言も問題になる現代社会において、本当に「チラシの裏」と呼べるのは文字通り「チラシの裏」だけかもしれない。
②岡村さん自身に対する世間の認識の違い
そもそも岡村さんをどういう人物だと捉えているかもだいぶ差があるのではないか、と感じた。自分は岡村さんは「めちゃイケ」や「ぐるナイ」、最近は「チコちゃんに叱られる!」のイメージが強く、逆に岡村さんのラジオ番組は聞いていないのだが、普段岡村さんのラジオ番組を聞いている人とそうでない人ではおそらくイメージに差があるだろうし、そういう「認識の違い」が岡村さん自身の印象・好感度・評価等にもつながって、今回の騒動にも影響していると感じる。
③風俗嬢に対する認識の違い
あの発言を聞いて、岡村さんは風俗嬢を見下しているとは思えなかった。「貧困の為風俗で働く」と聞くと例えば「籠の中の鳥」をイメージしてしまうのだが、岡村さんは「渡り鳥」の話をしたかったのかな、と思った。コロナが収束すれば、どこからやってくるかは知らないが、自由に空を飛んでいる美しい「渡り鳥」が一時期やってきて去っていく。だからそれまで我慢しよう―岡村さんはこう伝えたかったのかな、と感じた。
④現状認識の違い
現状認識の中でも、主に「コロナの影響」と「自身の発言の影響力の大きさ」で違いがあるのかな、と感じた。
今はコロナ関連で人々に生活や気持ちの余裕はなくなり、ストレスの溜まっている人は結構多いのではないか。そうなると、今までは許されていた・スルーされていた発言も、場合によっては反感を買うようになってしまう。今後もいろいろな発言が炎上しやすい状態が続いてしまうだろう。健康にしろ経済にしろ命の危険性が高まり、今までよりも殺気立っている時代になってしまった。その変化を感じて受け入れて、考えなければならない。
自身の発言の影響力の大きさは難しい問題だ。「発言する権利」は平等だが、「発言の影響力」は平等ではない。有名人が発言すればニュースになる。一つ発言すれば称賛され、一つ発言すれば批判される。そういう時代である。岡村さんに限らず、有名人は自身の発言力の大きさを現実として把握してほしい。一方で、有名になって変にどこかに配慮して薄っぺらい発言をするよりは、以前と変わらずにズバズバ発言している方が自分は好きだし、大御所感やカリスマ性を途中から打ち出すくらいなら、年をとってもくだらない発言を続ける方が自分は好きだ。だから、自身の発言の影響力は自覚してほしい、だけど影響力を行使して変な方向に人々を誘導しないでほしい、という気持ちもある。この2つは対立する可能性もあるので、難しい問題だと感じている。
ゲスい言い方だけど、何も謝罪しないで叩かれるよりは、謝罪して少しでも味方を増やす方が結果的に良い事もある。だから岡村さん及びニッポン放送が謝罪したのは良い事だと思う。謝罪に関連して高須院長がTwitterで発言したけど、それはきっと岡村さんを救う事になるだろう。その点で、謝罪したのは良かったと感じる。一方で、先に挙げた藤田さんの記事の後半に社会の不備を指摘する部分があるが、鋭い視点だと感じた。社会全体が「生活に困っても風俗の仕事があるからヨシ」となってはならないのである。
岡村さんは自分の大好きな芸人の一人だし、「めちゃイケ」や「ぐるナイ」などで沢山笑った。今も面白い芸人だと思っている。だから、誰も得しない今回の炎上を見ると「もったいない」と思ってしまう。好きな芸能人なら尚更。
新たな展開がありました→https://chifumu-m.hatenablog.com/entry/2020/05/01/232412
勝手に鉄道会社の将来予想【JR東日本② 特急・新幹線・のってたのしい列車篇】
前々から書きたかった鉄道のお話。鉄道会社の将来の動向を勝手に予想(と言う名の妄想)していきます。根拠なし、信憑性なし、制限なし。ここに書いてある事が10年後に1割ぐらいは当たっていればいいなぁ…と思っておいてください。今回は、JR東日本の後編。
①特急型
E261系「サフィール踊り子」がデビューし、E257系も「踊り子」としての運用が始まった。251系は定期運用を終え、185系も徐々に置き換えられていくのだろう。その後は房総特急が気になる。常磐線特急は651系・E653系の「2形式運用」からE657系に統一された。中央線特急もE351系・E257系の「2形式運用」からE353系に統一された。そう考えると、房総特急も255系・E257系500番台の「2形式運用」から新形特急に統一されるのか。そうなると、255系と高崎線特急の651系の動向も気になる。しかし、255系は1993年デビューで5編成しかいない為、車齢や両数の点から他路線へ転用する事は考えづらい。一方、E257系500番台はグリーン車がない為、グリーン車がある651系1000番台をそのまま置き換える事も考えづらい。場合によってはしばらく現状維持でいき、共通仕様の汎用的な特急車両を高崎・房総特急にそれぞれ導入したり、N'EXを置き換えてE259系を転用するのかもしれない。
その他の動向。185系の「ムーンライトながら」はE257系でも運行が継続されるのだろうか。E26系「カシオペア」は客車の車齢や団体列車の需要よりも、牽引する機関車の動向次第かもしれない。田端のEF65とEF81がどこまで長生きできるかにかかっている。「四季島」と共にしばらくは運行できない状態が続いているが、復活の時を待ちたい。E653系とE751系はしばらく現状維持が続き、最終的には常磐線からE657系が転用されて置き換えられるのではないか。
②新幹線
しばらくはE5系とE7系の増備が続き、E2系1000番台とE4系は今後数を減らしていく事のだろう。ただし、2019年の台風19号の被害でE7系(とW7系)に廃車が出てしまった為、まずはその補填が優先か。2020年3月のダイヤ改正で、一部の「MAXとき・たにがわ」が「とき(東京発着)」と「たにがわ(上野発着)」の別々の列車に分かれた。今後も16両編成の列車は、別々の列車に分割する形に変化していくのだろう。北陸新幹線の敦賀延伸時にどのようなダイヤになるのかも気になる所。既存の路線の見直しも含めた大規模なダイヤ改正になるのではないか。E2系1000番台とE4系の動向含めて、北陸新幹線敦賀延伸時がターニングポイントとなりそうだ。その後は北海道新幹線札幌延伸までは、E8系による置き換えが始まる山形新幹線を除いては小康状態となりそうだ。その間に「ALFA-X」の試験結果がどうでるか。それによって、E5系・E6系の後継車両(E9系・E10系?)のデザイン・性能・仕様等が決まっていくのだろう。
あと、「East-i」の動向も気になる。そろそろ後継車両が出るのではないか。E6系ベースか、E8系ベースか、そこも着目したい。
③のってたのしい列車・ジョイフルトレイン
のってたのしい列車やジョイフルトレインも、世代交代が進んでいる。「きらきらうえつ」は「海里」に置き換えられ、「リゾートみのり」も引退が決定した。国鉄形を改造した車両は今後も何らかの形で置き換えられる事が予想される。「リゾートしらかみ(くまげら編成)」「越乃Shu*Kura」「びゅうコースター風っこ」などキハ40系列を改造した列車は、HB-E300系に置き換えられるのかもしれない。一方、「リゾートやまどり」「華」「ジパング」など後継車両が出てくるか微妙なものもある。後継車両は651系を改造するのだろうか。それとも新造するのだろうか。その点で、651系の「伊豆クレイル」の今後に注目したい。「伊豆クレイル」として運用終了後、他地区に転用されるのか。それとも廃車されてしまうのか。その動向次第で他の「のってたのしい列車」の動向もある程度判明するのではないか。個人的には「伊豆クレイル」以外で余剰になった651系が「のってたのしい列車」へ改造されずにそのまま廃車されてしまったのが気になるのだが…。
前回
ホロライブ×数取団(めちゃイケ)
ふと、「昔『めちゃイケ*1』って面白かったよなぁ…」と思っていたら、俺が今ハマっている「ホロライブ」とめちゃイケの人気コーナー「単位上等!爆走数取団」の組み合わせが思い浮かんだ。共通点は「俺がハマったもの」ぐらいだが、いろいろ細かい設定まで思い浮かんだから、ここに妄想を垂れ流すので夜露死苦!
コーナー名
「単位上等!ホロライブ数取団」
オープニングの一例
(テロップ:ホロライブに愛を込めて)
ナレーター:あの頃の俺達は、ようつべの誤BANの恐怖と戦いながら、スーパーチャットをひたすら貰い続けていた―
ナレーター:Vtuberの誇る伝説!カリスマ爆走族!俺達の爆走の勢いはとまらない中、遂に〇〇の世界にも数取団現象が!(中略)俺達と一緒に行こうぜ無限大の彼方へ!ところでVtuber、やべー奴多すぎ。
ホロライブ数取団(ホロ取団)
乱闘生(いわゆるレギュラーメンバー)
・ホロ取団初代突込総長・不知火フレア(元ネタ:「初代突込総長」翔こと矢部浩之)
トップバッターとして、全てのゲームを始まる役割を担う。季節ネタやゲストに関する言葉、似た言葉のブッコみを得意とする。時折「画伯」と化すが、こちらの画伯は絵が上手い。
・神社の狂犬・さくらみこ(元ネタ:「子連れの狂犬」拳こと加藤浩次)
ARK廃人兼土日朝10時の顔。「FAQ」と叫んでから自己紹介する。「あさみこニュース」の後に収録が行われている為、遅刻する事が多い。ホロ取団表番長。
・三度目のメンヘラ・潤羽るしあ(元ネタ:「三度目の中3」優こと濱口優)
台パン攻撃を得意とするネクロマンサー。しばしば叫んで声が裏返る事がある。関ホロ団からは精神攻撃をよく受け、それが原因でメンヘラ化する。ホロ取団裏番長。
・地味じゃない大胸筋・白銀ノエル(元ネタ:「地味な大巨人」ジミーこと有野晋哉)
大胸筋の存在感がデカい。自己紹介では弱気な発言が多いが、ゲーム内では強気な発言が多い。最近はおっぱいおじさんと化している。ホロ取団白銀聖騎士団支部の団長。
・ホロライブ家の清楚・夏色まつり(元ネタ:「伊集院家の星」光こと山本圭壱)
ゲームをジャッジする数取部長兼清楚担当部長。しかしゲストにブッコまれる事が多い。相撲をたくさん取った結果、関ホロ団によって「ホロライダー」にさせられてしまう。
・孤高のイキリ兎・兎田ぺこら(元ネタ:「孤高の美男子」ジョニーこと武田真治)
自己紹介で淫靡なセリフを吐くが、だいたい失笑される。しかし成績は優秀で、ノエルやゲストにブッコみを決める事も多い。ホロ取団ぺこランド支部の長。
・本名光彦・宝鐘マリン(元ネタ:「本名三木聡」ミッキーこと岡村隆史)
自己紹介でよくスベる。動きが昭和ムーブ。似ている言葉のブッコみを得意とし、ゲストに笑いとブッコみを決めるのが彼女の役目。ホロ取団宝鐘海賊団支部の船長。
順番
フレア→るしあ→みこ→マリン→ゲスト→まつり→ぺこら→(ゲスト)→ノエル→フレア
関ホロ団
※ホロ取団のライバルとなる力士集団。乱闘生やゲストが負けた際に相撲を取る。いわゆる罰ゲーム要員。
・ホロの竜・桐生ココ(元ネタ:元力士の「火の竜」)
恵まれた体格を活かして様々な技を繰り出す。精神攻撃も得意技。彼女に敗れると、次回の「あさココLIVE」でスポーツ速報としてネタにされる。
・角巻わため
特定の相手にケツフックを仕掛ける。
・天音かなた
宝鐘マリンに宝鐘マリンの真似をする事で、その場にいる全員が宝鐘マリンになる「マリンパンデミック」を発生させる。乱太郎デッキ*2を使う事もある。
・常闇トワ
メンヘラ攻撃・台パン攻撃を得意とする。威力はるしあより強い。
・姫森ルーナ
ゲボかわ英語を使うが、だいたい言葉が汚いので結果的に相手の精神に大ダメージを与える。
ゲスト
※このコーナーではゲストの事を「兄貴」「姉貴」と呼ぶ。
・犬山たまき兄貴(第1弾、第4弾、第5弾、第9弾)…最多出演かつ数少ない「兄貴」ゲスト。何度も相撲した事により、佃煮のりおママから「男の勲章」をもらう。
・赤井はあと姉貴(第2弾)…あまりのポンコツっぷりを発揮してしまい、その場にいた全員から「はあちゃま!?」とツッコまれる羽目に。
・紫咲シオン姉貴(第3弾)…「ハバ卒」「無敵彼氏」を自称し意気揚々と参戦したが、ブッコみを決められて「無敵」と思えぬ失態を晒す。
・白雪みしろ姉貴(第4弾)…ちょっとした一言で場の空気が一瞬だが凍り付いてしまい、それ以降失言の事を「ブリブリザード攻撃」と呼ぶようになった。
・しぐれうい姉貴(第5弾)…ことごとくイキリに失敗した事で、自身が描いている薄い本のネタにされる事に。
・星街すいせい姉貴(第6弾)…試合では全勝したが、最後に一緒に参戦した天音かなた姉貴のケツモチ…もとい尻拭いとして相撲をさせられる。
・天音かなた姉貴(第6弾)…4期生として初参戦。試合成績はそこそこ良かったが、最後にしくじって相撲を取る際に一緒にいた星街すいせい姉貴を巻き添えにしてしまう。
・戌神ころね姉貴(第7弾)…猫又おかゆ姉貴と一緒に参戦。マイペースで挑み、裏社会用語のブッコみを連発し、乱闘生と関取団を混乱の渦に陥れた。
・猫又おかゆ姉貴(第7弾)…戌神ころね姉貴と一緒に参戦。ころね姉貴に負けじとマイペースっぷりと謎のブッコみを発揮し、周囲を混乱の渦に巻き込んだ。
・湊あくあ姉貴(第8弾、第9弾)…最初にブッコみを決められて相撲をさせられたが、その悔しさをバネに奮闘。見事ブッコみを決めてリベンジを果たした(そのあおりを受けて、まつりが「ホロライダー」にさせられた)。
女(男)の勲章
※何度も関ホロ団と相撲を取ると、自身のとってもセンシティブで恥ずかしい「マル秘写真」を張り手で身体に貼り付けられる。乱闘生は回数を重ねると、関ホロ団によって「ホロライダー」に改造させられる。
ホロライダー
※関ホロ団によって改造され、ホロ取団を守る為に任務をこなす…という設定。しかし任務内容は毎回センシティブなものが多い。最終的に7人まで増やす、という計画があるらしい。
旗(一部抜粋)
※バイクに搭載しており、放送中に時折映る…という設定。
・うさぎは「羽」 うさだは「人」 うさぎなべは「人前」
・「ラーメン大好き小〇さん」≒「牛丼大好きノエルさん」
・控えたいお題の例「にゅうとう」「ほうけい」
・30代サラリーマン向け「レッツゴー!陰陽師」
・たいへんよくできました ホロライブ→○期生
とりあえず、いろいろ書いてみた。誰得だし、誰も見てくれないかもしれないけど、見てる人が楽しんでくれたり懐かしんでくれたらとても嬉しいので夜露死苦!!!