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ちふむ めしはしかやが気ままにつぶやきます。

勝手に鉄道会社の将来予想【JR東日本① 通勤・一般形篇】

 前々から書きたかった鉄道のお話。鉄道会社の将来の動向を勝手に予想(と言う名の妄想)していきます。根拠なし、信憑性なし、制限なし。ここに書いてある事が10年後に1割ぐらいは当たっていればいいなぁ…と思っておいてください。今回は、JR東日本の通勤・一般形編。

 

E235系

 まずはE235系から。E235系は山手線への導入が完了し、横須賀・総武快速線への導入が始まろうとしている。2~3年(2022年くらいまで)はしばらく横須賀・総武快速線への導入が続き、その後は別の線区へE235系が導入されるものと思われるが、どこに導入されるかが気になる所。個人的にはE231系が活躍している路線に導入されると予想している。先に置き換えられるE217系の動向が不明な為、予測は難しいが3パターン考えてみた。

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いよいよ置き換えが始まろうとしている。

東海道線高崎線宇都宮線等への導入

 

 東海道線高崎線宇都宮線等にE235系を導入する場合、E231系を房総・高崎・長野地区等の各地に転用する事が考えられる。ただし、高崎・長野地区の場合はE217系を4両・6両化して転用したり、直接E129系を導入して211系を直接置き換える、というパターンも考えられる。房総地区の場合は209系の置き換えとなる為、車齢が209系と近いE217系E231系よりもE233系の方が転用される可能性も否定できない。

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今後が気になるE231系

常磐快速線への導入

 

 常磐快速線E235系を導入する場合、E231系は相模線・仙石線等へ転用するのではないか、と予想している。いずれも205系が運用されている線区であり、近郊形のE217系や近郊タイプのE231系よりも通勤タイプのE231系0番台の方が運用に適しているのではないか。ただし常磐線E231系は機器更新工事を行ったばかりなので、しばらく現状維持が続く可能性もある。

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現状維持か、他路線への転属か。

③相模線・仙石線への導入

 

 可能性は低いが、相模線や仙石線に直接E235系を導入する事も考えられる。実現したら驚きだが、相模線は電化開業時に直接205系が新製導入されたし、仙石線も最初からトイレ設置・耐寒仕様のE235系を導入すれば、わざわざ既存車を転用改造する必要はなくなる。いずれにせよ、E235系を直接導入するメリットは大きい。

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今後が気になる2種類の205系

 早いもので、E235系も2015年の量産試作車の登場から5年経とうとしている。1992年に901系、1998年にE231系900番台、2006年にE233系が登場した事を考えると、今後5年以内に新形式(E237系?)が登場する事も考えられる。最終的に、E235系は派生形式を除いて約2000両は製造されるのではないか。(山手線+横須賀・総武快速線+どこかの路線)

 

常磐線

  E531系の長期間の増備が続いている。2005年に登場した時は、まさか15年も製造され続けるとは思っていなかった。単なる「E231系の交直流バージョン」ではなく新機軸を取り入れた事で、長期間増備が続いても形式を統一した方が得策と判断されたのかもしれない。「先代」の415系は1971年から約20年に渡って増備されたが、E531系もそこに肩を並べつつある。

 415系常磐線から消えた今、動向が気になるのはE501系である。同世代の209系が置き換えられ、E217系も置き換えられようとしているので、E501系もそろそろ安泰とは言えなくなってきている。とはいえ、E501系をE531系で置き換えるかというと微妙だ。というのも、いわき~原ノ町間の列車をE531系からE721系(または新型車両)に変更すれば、E531系をねん出してE501系の運用をカバーできるのではないか、と考えているからだ。ただし、これは仙台地区への新車導入が前提条件(増備しないと仙台地区の車両が足りなくなってしまう為)。置き換えるなら、後述する701系と同時期に実施するのではないか。

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青い常磐線といえばコレ。

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しぶとく生き残るE501系。

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将来はいわきまで進出するのだろうか。

・東北地区

  701系とキハ100・110系列の置き換え時期が少しづつ近づいていると感じる。701系は1993年に、キハ100・110系列は1990年に登場して以降、東北6県の各地で活躍する東北を代表する車両になった。既に両者共に登場から四半世紀が経ち、JR東日本の中でも古参に近くなってきた。現在は719系の置き換えが一旦落ち着いて、キハ40系列の置き換えが間もなく始まろうとしているが、これらの置き換えが完了すればいよいよ次は701系とキハ100・110系列の置き換えに着手する事になるのではないか。701系ロングシート車が大半だが、新型車両はE129系の様な座席配置(ロングシートセミクロスシートが1両の中で半々)になるのではないか。一方のキハ100・110系列はGV-E400系列がそのまま増備されるか、新形式に切り替わるのかが気になる所。左沢線についてはEV-E801系が導入されるかもしれない。とはいえ、まずは719系やキハ40系列の置き換えが優先。案外10年後の2030年も両者はしぶとく生き残っているかもしれない。

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27年前から東北の顔、701系

FV-E991系と鶴見線南武支線

  最後に、「FV-E991系」に触れたい。2021年度に登場予定の燃料電池ハイブリッド車両だ。登場後はしばらくは鶴見線南武支線等で実証実験を行う予定だ。まだ実車が登場していない時点で将来予測するのは早すぎるが、仮に実用化された暁には、やはり鶴見線南武支線等に投入されるのだろうか。ただ、その時まで205系が走り続けるかと言われると微妙なところ。場合によっては、FV-E991系の動向に関係なく205系の置き換えを進めるのかもしれない。205系は2両・3両編成なので地方私鉄に譲渡するのもおもしろそうだ。20m車両が走っている伊豆急行富士急行辺りが候補だろうか。

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205系の中で比較的最後まで生き残りそう。

長くなってしまったので、次に続く。

 

続き

勝手に鉄道会社の将来予想【JR東日本 特急・新幹線・のってたのしい列車篇】 - It's "C" time!!

私鉄①

勝手に鉄道会社の将来予想①【東武・西武・京王編】 - It's "C" time!!

私鉄②

勝手に鉄道会社の将来予想②【小田急・東急・京急編】 - It's "C" time!!

私鉄③

勝手に鉄道会社の将来予想③【京成・相鉄・東京メトロ編】 - It's "C" time!!