It's "C" time!!

ちふむ めしはしかやが気ままにつぶやきます。

悩み。(5月に思ったこと)

 これだけこのブログでたくさん記事を書いていても、「これは書くべきだろうか?」という悩みは消えない。もしかしたら既に無意識に何かを傷付けているかもしれないけど、それでも「これは何かを傷付けてはいないか?」という悩みは消えない。

 

 日々いろいろな出来事が起きているが、それについて考えれば考える程、考えた事を話せなくなる。話す時間がなくなるし、話す勇気もなくなる。知れば知るほど、自分の持つ価値観や根拠が揺らいでいき、何が正しいのか分からなくなり、その結果何も話せなくなる。自分で話すよりも、他人の意見に乗っかった方が気持ちが楽になる。だから、最近はTwitterも自分で話すよりも、人のツイートに「いいね!」を押す方が多くなっている。

 

 もしかしたら、物事の本質を見抜いている人は(いるかどうかは分からないけど)、話す事よりも考える事を優先しているので、人前に出て自分の意見を話す事はあまりしないのかもしれない。現場にいる人は現場の過酷さゆえに、自分の意見を話す場に出てこられないかもしれない。本当に自分が知りたい情報を持っている人程、それを表明する場所に出てくるのは難しいのかもしれない。

 

 「自分の意見を世に問う」という事が難しくなっている。意見そのものに一種の正しさが求められている。自分は自分自身の考えに正しさや自身を持てないから、一旦自分の意見を世間に出して「俺はこう思っているんだけど、あなたはどう思う?」と問いたいが、既に世間では「答え」や「正解」が出ていて、俺の出番はないな、と思ってしまう。意見の正しさなんて、表明する時は分からないはずなのに、なぜか正しさを求められている。正しいかどうかがまだ分からない段階なのに、「それは間違っている」と断言する声もある。なぜなのだろうか。その根拠は何なのだろうか?その人の中では「正解」が見つかっているのだろうか。

 

 とりとめのない内容になってしまった。この記事も悩みながら書いた。それでも、書く事で悩みと向き合えると信じて書いている。それが将来の自分を切り開く道になると信じて書いている。