It's "C" time!!

ちふむ めしはしかやが気ままにつぶやきます。

俺が考える陰謀論。

 痛ましい交通事故が続けて発生した。中でも池袋での交通事故は、人を撥ねた老人が逮捕されていない事もあり、激しい批判・怒りの声が出ていると感じている。

 老人の経歴(元院長、大企業の元副社長、勲章授与等)から「上級国民」「マスコミや警察が忖度している」という書き込みも見かけた。俺にはそれがウソかホントかは分からない。老人が逮捕されない理由も分かるし、その一方で警察やマスコミの、他の交通事故との「対応の差」も感じるからだ。

 ただ、もし老人が「警察やマスコミが忖度しなければならない上級国民」と仮定したら、「この世の中にはそんな上級国民がどれだけいるんだ?」と思ってしまう。その老人よりも上級の役職(理事長・社長等)に就いている人は多いし、その人たちはもっと忖度されるかもしれないからだ。いちいち警察やマスコミが数万人相手に忖度するのか。片や国家権力、片や情報を操る機関である。そんな強大な力を持った組織がいちいち数万人相手に忖度するのか。バカバカしい。「陰謀論」だと信じたい。信じたい……。

 

 

 しかし、しかしである。本当に恐ろしいのは、「警察もマスコミも(官公庁も)数万人の『上級国民』に忖度しているかもしれない」という事である。嘘っぱちだと断言できない。証拠がないのだ。しかも、その「上級国民」は一つの意思では動いていない。それぞれ別の集団が、同じくらいの力を持って、存在している様に感じられる。

 「陰謀論」は怖い。信じない方が良い。だが、これよりも恐ろしいのは「陰謀論」を「嘘」だと証明できない事である。証明できないなら、「陰謀論」は永遠に残り続けてしまう。

 

 願わくば、この意見も「嘘だ」と証明されてほしい。これも一種の「陰謀論」と化したからだ。