It's "C" time!!

ちふむ めしはしかやが気ままにつぶやきます。

矛盾

 「何か」が矛盾している。「何か」を成し遂げようとすると、別の「何か」と対立する。矛盾が起きているのだ。

 

 この前までGWで「10連休」のはずだったのに、本当に「10連休」取れた人が少ないように感じる。何のための「祝日」なのか?

 

  「令和」というのもある意味矛盾の象徴かもしれない。「令」という初めての字と、「和」という少し前に使われていた字。万葉集という「古典」から採用したという「新しい試み」。懐かしさと新しさが混在している。文章だけ見ると、まるでケチをつけている様にも感じるが、俺は全く思っていない。むしろふさわしい。ただ、読者からすれば矛盾に思えるかもしれない。

 

 新札も不思議だ。デザインは大きく変化を感じさせるが、人選は「変化」よりも「継承」をイメージしていると感じた。明治の偉人、女性、医学界……。

 

 もっと様々な意見が出るはずのネットが、一つの「空気」に染まっている気がする。誰が強制した訳でもないはずなのに。これも矛盾だ。

 

 

 匿名の社会は「顔」が見えない。誰がどの立場から、どんな意味を込めて意見を発信しているのかが分からない。だから、同じ人が発信している様に感じる。そんなはずないのに…。

 

 ネットは「真実」と「嘘」が混在していると感じる。「真実」を指摘できる一方、「嘘」をつくのも簡単だ。いや、社会そのものがそうなのかもしれない…。

 

 

 頭の中では分かっている。分かっているけれども、心が納得していない。頭と心が矛盾している。でも、矛盾があるからこそ、調和が取れ、均衡が保たれているのかもしれない。元号も新札も絶妙なバランスの上に成り立っている。そう考えても、やっぱり頭と心が矛盾している。心は納得しても、頭が分からなくなってしまう。

 

 ここまで書いて、実は「矛盾」だと感じているのは俺の誤った思い込みでは、とも考え始めた。本当は矛盾など存在せず、全てが繋がっている…。だとすると、この記事そのものが矛盾の塊だな。