It's "C" time!!

ちふむ めしはしかやが気ままにつぶやきます。

一枚の画像・・・・・・埼京線の思い出。

 このブログでは初めての、鉄道の話題だ。

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2013-06-29 浮間船渡にて撮影。

 2013年初夏。大学の入ってしばらくの間、俺は埼京線の虜になった。ある時は205系埼京線の様々な駅で撮影し、またある時は通勤快速に乗車して新幹線と並走しながらモーターの唸りを堪能した。大学の授業が終わると、俺は武蔵浦和や大宮に向かい、そこから埼京線に乗って南下していった。折しも、埼京線E233系が導入されることが予告されていた。それは同時に、今まで走っていた205系の引退が始まる事も意味していた。

 埼京線(と川越線)は不思議な路線だ。川越駅を発車した電車は単線区間を進み、地下へ潜っていく。大宮駅の地下ホームを発車すると、しばらくは新幹線と並走しながら埼玉県を南下していく。高架区間をずっと進むと思いきや、赤羽から先は地上に降りて多数の踏切がある区間を進んでいく。街並みも昔ながらの建物が並んでいる。池袋から先は湘南新宿ラインと線路を共用し、山手線と並走しながら南下していく。新宿・渋谷と副都心を縦断していき、大崎から先はりんかい線となって地下へ潜り、湾岸地区を横断していく。沿線環境も性質も全然異なる地域が「埼京線」という1本の路線でつながっている。そのギャップが大好きだ。

 埼京線は、ホーム端での撮影が容易な駅が多い気がする。浮間舟渡駅は正にうってつけの駅だった。両方向の電車が撮影でき、尚且つ違う構図になる。片や直線を走る姿を、片やカーブを曲がる姿を、それぞれ写真に収める事ができる。撮影ではお世話になった。

 あれから6年。埼京線はすっかりE233系の独壇場になった。行き交う新幹線も含めて車両は変わってしまったが、景色はほぼ変わらない。今年はJR線と相鉄線との直通運転が始まるが、そうなると埼京線でも相鉄の車両が見られるようになるかもしれない。新幹線と相鉄の車両が並走する光景も、相互直通運転の象徴みたいで面白そうだ。また、撮影を始めようかな…。

 

 ※駅構内での列車等の撮影時は、車両の運行や他の利用者の迷惑にならない様に、ルール・マナーを守って楽しく撮影しようね!駅員や鉄道会社の指示には従おう!!