ただひたすら夏の京成の写真をあげる。
2014年7月末。夏休みを過ごしていた俺は、京成線とゆりかもめを撮影する事を思いつき、出かける事にした。
他路線で軽く撮影した後、金町から金町線経由で京成高砂で向かう。京成高砂で撮影を開始すると、早速様々な車両がやってきた。
今では見られない車両もやってきた。
代走運用も見られた。
乗り入れ先の車両ももちろんやってくる。
場所を移動して、押上線内へ向かう。まずは立石と四ツ木で撮影。
続いて八広へ。この日は北総7500形が3本共動いていた。
もちろん京成の車両もやってくる。
京成線の撮影を終えた後は都営浅草線直通列車で新橋へ移動し、ゆりかもめを撮影。その後羽田空港に行って飛行機を撮影し、最後に上野駅で少し撮影して1日を終えた。
みんな違って、みんないい―ホロライブの魅力。
以前ホロライブの話をしたが、簡易的と言うか「さわり」にしか触れてなかったので、今回はもう少し突っ込んだ話をしたい。
ホロライブに限らず様々な配信者がいるVtuber業界。ここで生き残る為には他との「差別化」と「ギャップ」が図れるかどうかが大事だと思っている。
・「あさココ」は差別化戦略に成功した
桐生ココの「あさココLIVEニュース」は差別化戦略の大成功した例と言える。平日朝6時からの20分配信というスタイルだけでも画期的なのだが、ホロライブ内で起こった事をニュース形式にして紹介する、他のライバーをいじってネタにする事で知名度を上げる、合間にCMや通販・ミニ講座等を流す等、様々な特徴を持っている。ココ会長はデビューから4か月足らずでチャンネル登録者数が30万人を突破したが、その爆発的な勢いの原動力は「あさココ」と言っても過言ではないだろう。そして「あさココ」が、ホロライブ全体を、Vtuber業界全体を大いに盛り上げている。
【#桐生ココ】あさココLIVEニュース!4月13日【#ココここ】
・差別化ができていると思うもの
オンリーワンのものを持っている配信者は強い。宝鐘マリンは声真似や絵など様々な才能を発揮しているし、ARK廃人だし、現状ホロライブ内では彼女の独壇場となっているものも多い。また、Vtubet業界でも屈指の実力をもつ星街すいせいのテトリスや、戌神ころねの独特な訛りも、ある意味オンリーワンと言えるのではないだろうか。
【Quick, Draw!】AIに描いた絵を当ててもらえなかったら即終了【ホロライブ/宝鐘マリン】
【テトリス99】1VS98!?リベンジマッチ!【ホロライブ/星街すいせい】
・「わためのうた」ってすごくね?
個人的に注目しているのは角巻わための「わためのうた」である。平日の5時45分頃から配信している歌番組だ。
平日の朝に短時間配信する、という点は「あさココ」と共通している。「あさココ」の人気にあやかっている様に見えるが、歌番組にした事で「あさココ」との差別化を図り、時間帯も「わためのうた」→「あさココ」と被らずに連続して視聴できるようにしている。また、歌のレパートリーも幅広い。J-POPや歌謡曲、ボカロやアニソン、そして洋楽も歌っている。海外の視聴者も多く、彼らにとっては「毎回2曲ずつ日本の有名な歌を知る事ができる動画」となっている。
配信時間が長いVtuberが多い中で、角巻わためは短めの動画も多く投稿している為、ホロライブ内では比較的とっつきやすいのではないか。定期的に歌枠もやっており、その活躍ぶりはまさに「吟遊詩人」だと感じる。羊だけど。
【歌番組】わためのうた(4月7日)【角巻わため/ホロライブ4期生】
・三期生はギャップ萌えの宝庫
ホロライブ三期生はギャップが非常に多い。マリン船長のコミュ力の強さ、明るいキャラクターとオタ知識の深さは今まで程遠い関係だった「陽キャ」と「オタク」を結び付けている。潤羽るしあは最初は「清楚」のイメージが強かったが、今は清楚とは程遠い「台パン」「絶叫」のイメージも付き、それらを見事に両立させている。同じく「清楚」の代表と思われた白銀ノエルは、牛丼好きやパワー系キャラ等で「清楚」にとらわれないつよつよの動きをしているし、不知火フレアはいそうでいなかった「褐色肌」かつ「清楚」の道を突き進んでいる。「ぺこ」という語尾と甲高い笑い声が特徴的な兎田ぺこらは、配信ではイキリっぷりを見せているが実はネット弁慶であるし、しっかり者の一面も見せているし、3D配信ではファンタジーな世界でタライを落とされるというアイドルかつ芸人の一面も見せている。三期生はギャップ萌えの宝庫だ。
【#兎田ぺこら3D】兎田ぺこら3Dお披露目会ぺこ!【ホロライブ/兎田ぺこら】
【誕生日記念+歌】祝ってくれ!!!🎂嬉しい日ありがとー!【不知火フレア/ホロライブ】
全体の人数が増えて、逸材がたくさん集まる。これが推しが増えてホロライブ全体が活性化する、という好循環へつながっている。ホロライブは、彼女達が本来秘めていた才能や特徴を存分に引き出している。
みんな違って、みんないい。ホロライブてぇてぇ。
勝手に鉄道会社の将来予想【JR東日本① 通勤・一般形篇】
前々から書きたかった鉄道のお話。鉄道会社の将来の動向を勝手に予想(と言う名の妄想)していきます。根拠なし、信憑性なし、制限なし。ここに書いてある事が10年後に1割ぐらいは当たっていればいいなぁ…と思っておいてください。今回は、JR東日本の通勤・一般形編。
・E235系
まずはE235系から。E235系は山手線への導入が完了し、横須賀・総武快速線への導入が始まろうとしている。2~3年(2022年くらいまで)はしばらく横須賀・総武快速線への導入が続き、その後は別の線区へE235系が導入されるものと思われるが、どこに導入されるかが気になる所。個人的にはE231系が活躍している路線に導入されると予想している。先に置き換えられるE217系の動向が不明な為、予測は難しいが3パターン考えてみた。
東海道線・高崎線・宇都宮線等にE235系を導入する場合、E231系を房総・高崎・長野地区等の各地に転用する事が考えられる。ただし、高崎・長野地区の場合はE217系を4両・6両化して転用したり、直接E129系を導入して211系を直接置き換える、というパターンも考えられる。房総地区の場合は209系の置き換えとなる為、車齢が209系と近いE217系・E231系よりもE233系の方が転用される可能性も否定できない。
②常磐快速線への導入
常磐快速線にE235系を導入する場合、E231系は相模線・仙石線等へ転用するのではないか、と予想している。いずれも205系が運用されている線区であり、近郊形のE217系や近郊タイプのE231系よりも通勤タイプのE231系0番台の方が運用に適しているのではないか。ただし常磐線のE231系は機器更新工事を行ったばかりなので、しばらく現状維持が続く可能性もある。
③相模線・仙石線への導入
可能性は低いが、相模線や仙石線に直接E235系を導入する事も考えられる。実現したら驚きだが、相模線は電化開業時に直接205系が新製導入されたし、仙石線も最初からトイレ設置・耐寒仕様のE235系を導入すれば、わざわざ既存車を転用改造する必要はなくなる。いずれにせよ、E235系を直接導入するメリットは大きい。
早いもので、E235系も2015年の量産試作車の登場から5年経とうとしている。1992年に901系、1998年にE231系900番台、2006年にE233系が登場した事を考えると、今後5年以内に新形式(E237系?)が登場する事も考えられる。最終的に、E235系は派生形式を除いて約2000両は製造されるのではないか。(山手線+横須賀・総武快速線+どこかの路線)
・常磐線
E531系の長期間の増備が続いている。2005年に登場した時は、まさか15年も製造され続けるとは思っていなかった。単なる「E231系の交直流バージョン」ではなく新機軸を取り入れた事で、長期間増備が続いても形式を統一した方が得策と判断されたのかもしれない。「先代」の415系は1971年から約20年に渡って増備されたが、E531系もそこに肩を並べつつある。
415系が常磐線から消えた今、動向が気になるのはE501系である。同世代の209系が置き換えられ、E217系も置き換えられようとしているので、E501系もそろそろ安泰とは言えなくなってきている。とはいえ、E501系をE531系で置き換えるかというと微妙だ。というのも、いわき~原ノ町間の列車をE531系からE721系(または新型車両)に変更すれば、E531系をねん出してE501系の運用をカバーできるのではないか、と考えているからだ。ただし、これは仙台地区への新車導入が前提条件(増備しないと仙台地区の車両が足りなくなってしまう為)。置き換えるなら、後述する701系と同時期に実施するのではないか。
・東北地区
701系とキハ100・110系列の置き換え時期が少しづつ近づいていると感じる。701系は1993年に、キハ100・110系列は1990年に登場して以降、東北6県の各地で活躍する東北を代表する車両になった。既に両者共に登場から四半世紀が経ち、JR東日本の中でも古参に近くなってきた。現在は719系の置き換えが一旦落ち着いて、キハ40系列の置き換えが間もなく始まろうとしているが、これらの置き換えが完了すればいよいよ次は701系とキハ100・110系列の置き換えに着手する事になるのではないか。701系はロングシート車が大半だが、新型車両はE129系の様な座席配置(ロングシートとセミクロスシートが1両の中で半々)になるのではないか。一方のキハ100・110系列はGV-E400系列がそのまま増備されるか、新形式に切り替わるのかが気になる所。左沢線についてはEV-E801系が導入されるかもしれない。とはいえ、まずは719系やキハ40系列の置き換えが優先。案外10年後の2030年も両者はしぶとく生き残っているかもしれない。
・FV-E991系と鶴見線・南武支線
最後に、「FV-E991系」に触れたい。2021年度に登場予定の燃料電池式ハイブリッド車両だ。登場後はしばらくは鶴見線・南武支線等で実証実験を行う予定だ。まだ実車が登場していない時点で将来予測するのは早すぎるが、仮に実用化された暁には、やはり鶴見線や南武支線等に投入されるのだろうか。ただ、その時まで205系が走り続けるかと言われると微妙なところ。場合によっては、FV-E991系の動向に関係なく205系の置き換えを進めるのかもしれない。205系は2両・3両編成なので地方私鉄に譲渡するのもおもしろそうだ。20m車両が走っている伊豆急行・富士急行辺りが候補だろうか。
長くなってしまったので、次に続く。
続き
→勝手に鉄道会社の将来予想【JR東日本 特急・新幹線・のってたのしい列車篇】 - It's "C" time!!
私鉄①
→勝手に鉄道会社の将来予想①【東武・西武・京王編】 - It's "C" time!!
私鉄②
→勝手に鉄道会社の将来予想②【小田急・東急・京急編】 - It's "C" time!!
私鉄③
ホロライブとシバターの共通点を探す。
先日、本屋である本を立ち読みしていたら、その内容が面白かったので買ってみた。
それが、この本である。炎上系YouTuberであるシバターがどうやって再生数を稼いだか、動画作りやお金等の裏話、YouTubeの舞台裏などを語っている。
私は、シバターの動画を見た事がなくていつもホロライブの動画ばかり見ているが、シバターの本を読んで内容が面白かったのと、ホロライブにもシバターと共通する所があるのではないかと思い、いろいろ探して考えてみたので、これから語ろうと思う。
そもそもシバターはどんなYouTuberか。活動内容としては、
・自分で気になった話題のニュースを取り上げて意見を言う
・炎上しているYouTuberの悪口を言ったり叩いたり斬ったりする
・炎上していないYouTuberの悪口を言ってファンを怒らせ、敵を作る
・パチンコやパチスロの動画投稿と営業活動
・歌の動画を投稿しているYoutuberウタエルのプロデュース
などが挙げられる。YouTuberを始める前はプロレスラーとして活躍しており、そこで学んだ事をYouTubeに生かしている。
シバターはファンも多いがアンチも多い。また、上記の活動内容から警戒されているのかは不明だが、シバターとの共演NGの事務所も多いようだ(もしかしたらホロライブも該当しているのかもしれない)。一見するとホロライブとの共通点は見つけづらいが、ある部分で共通していると感じた。
・誰もしていなかった、面白くて、新しい事を一番最初にやる
シバターは著書で自身のことを「誰も掘っていない土を掘ったからブレイクした」と語っている。炎上系の動画は誰もやっていなかったが、そこに目をつけた事で再生数を稼ぐことに成功した訳だ。ウタエルのプロデュースも、ウタエルの特技である「歌を作れる」事に着目して「毎日歌を歌うYouTuber」という土掘りに成功した。
ホロライブにも上に当てはまるものがある。桐生ココ会長の「あさココLIVEニュース!」と角巻わための「わためのうた」だ。
【#桐生ココ】あさココLIVEニュース!4月10日【#ココここ】
平日毎朝6時から約20分間放送している「あさココ」。ホロライブで誰も配信していなかった時間帯に、ニュース風の面白い番組を放送するという新しい事を一番最初にやった彼女は瞬く間にブレイクし、登録者数をうなぎ登りに増やしていった。つまり、「あさココ」は上記の内容にピッタリと当てはまったのだ。「わためのうた」も同様の事が言える。毎日歌動画を投稿するホロライバーは今まで誰もいなかったからだ。彼女も、誰も配信していない時間帯に歌番組を放送するという新しい事をやった事で、登録者数を着実に増やしている。「わためのうた」も上記の内容に当てはまると言えよう。
【歌番組】わためのうた(4月7日)【角巻わため/ホロライブ4期生】
・敵を作って視聴者を盛り上げる
シバターは様々な「敵」を作っている。プロレスの持つドラマ性や対立構造を視聴者が乗れるようにYouTubeに上手く取り入れている。例えばヒカキンに対しては「超大手事務所「UUUM」所属の絶対王者ヒカキンに対して、弱小の少数派であるシバターが立ち向かう」という構図を作り上げた。
一方のホロライブのライバー達も「敵を作って盛り上げる」というやり方を見かける。しかし、ホロライブの場合は対決系企画を除くと他のライバーに喧嘩を売る事はしていない。ホロライブは先輩をリスペクトする土壌があるし、コラボやカップリングも多い。そもそもVtuberでも有数の規模に成長したホロライブは先の対立構造に当てはめるなら「シバター」ではなく「UUUM」側に当てはまるだろう。では、彼女たちはどこに敵を作ったのだろうか。
それは、YouTubeのAIである。ホロライブにとってYouTubeは強力なプラットフォームだ。しかし収益化剥奪や誤BAN、通知の不具合等、これらは彼女たちにとっては死活問題と言える。一部のメンバーはそれらを逆手にとって「誤BAN等のトラブルに見舞われる弱小のホロライブメンバーたち VS 配信の邪魔をする強大なYouTubeのAI」という対立構造を作り出した。
【#あさみこNEWS】あさみこNEWS!3月21日【ホロライブ/さくらみこ】
他にも、例えばあえて視聴者を煽る者もいれば、アンチと戦ったり「分析おじさん」と分析合戦を繰り広げる者もいる。
【スマブラSP】今日は負ける気がしないよ?全員まとめてかかってきな!!【湊あくあ/ホロライブ】
【#桐生ココ】あさココLIVEニュース!4月1日【#ココここ】
【#桐生ココ】あさココLIVEニュース!3月9日【#ココここ】
【桐生ココ会長の分析内容を解説】あさセンリLIVEニュース!【厄介オタク編】
シバターのやり方をそのままホロライブでやるのはリスクが大きいが、切り口を変える(つまり喧嘩を売る相手を工夫する)事で、リスナーを不快にさせることなく対立構造を上手く利用している、と言える。ホロライブの動画にもプロレス的な要素がある。
まとめに入る。
・誰もしていなかった、面白くて、新しい事を一番最初にやる
・敵を作って盛り上げる(プロレス的な要素を作り、戦う相手の選び方を工夫する)
この2点は動画を盛り上げる上で重要な法則と言えるだろう。最後に、シバターの動画で一番平和と思われる動画を紹介して考察を締めよう。
この殺伐とした世界で。(4月に思ったこと)
随分殺伐とした世界になってしまった。もとからそういう傾向はあったけど、新型コロナウイルスで世界はより殺伐になってしまった。経済活動をしなければ生きていけないこの世界で、コロナに感染するか経済活動を止めるかの究極の2択を迫られている、そんな感覚に陥っている。
コロナウイルスの状況は刻一刻と変化している。一日経つと状況が変わっている。「昨日の愚策は今日の英断、今日の真実は明日の嘘」。そんな風に今の状況を感じている。政府が決めた布マスクの配布は愚策かもしれない。しかしいざ配布されれば、時が経てば英断になるかもしれない。トランプ大統領はまだマスクをしていないが、それもいつまで続くか分からない。数日前までは、小池都知事は国民からあまり高く評価されていない方だと感じていたが、ここに来て一気に株を上げた様に感じている。
誰が悪いと言われれば、誰もが悪い様に感じてしまう。情報を早く公開せず医師の警告を無視した中国政府、武漢から世界中のあちこちに移動した中国にいた人達、コロナウイルスを甘く見ていた一部の専門家、中国のみならずアジア全体への差別意識を出した欧米の人達、非常事態の際に強力なリーダーシップを発揮できていないWHO、自粛や休業を要請するのはいいが補償の具体的な対策が決められない日本政府、その政府を批判しつつも具体的な取り組みを伝えず不安を煽るマスコミ、なかなかコロナウイルス対策に本腰を上げず政権の足を引っ張ってばかりの野党、自分たちでできる対策は何かを考えずに政府や国民に丸投げする一部の自治体、自粛を言われたのにも関わらず不要不急の外出をする一部の国民、仕事の為の外出に理解を示さない一部の国民、デマに踊らされる世の中、そもそも人々が密閉・密集・密接して生活する事を前提として作られている社会、命とお金を運命共同体にしてしまった社会……いろんなものが悪いと感じてしまう。
しかし、自分が今それらを批判しても、全てブーメランになって跳ね返って来る気がする。そういう政治家を選んだのは誰なのか。そういう社会を選んだのは誰なのか。自分は感染を防ぐ行動をしてきたのか。不要不急の外出を控えたのか。デマに加担しなかったか。あるいは自分が政府や国際機関等の責任者の立場として、果たして情報を正確に伝える事はできるのか。有効な対策はとれるのか。強力なリーダーシップを発揮できるのか……。それらに明確に答える事は、自分にはできない。
どんな対策にもメリットとデメリットが存在している。それを検証して考える暇もなく「素早い」「正確な」決断が求められている。決断する際に「素早さ」と「正確さ」を両立させるのは難しいと考えている。正確さを求めるとその根拠を探すのに時間がかかってしまうからだ。それは、権限を持つ者の「宿命」なのかもしれない。
この殺伐とした世界。自分自身の気の持ちようもどこに置けば分からなくなる。ただ、それでも思った事は書き続けたい。それによって、複雑化した自分の思考を一旦整理して気持ちを落ち着かせる事につながると信じている。究極の2択はどちらを選んでも無茶だが、「他人に迷惑をかけたくない」「コロナに感染したくない」という2点で、経済活動の一時停止はやむをえないと考えている。
旅行妄想その1―言うだけならタダ。
旅行どころか外出すらままならない雰囲気の今。「こんな旅行があったら面白そうだな」という妄想だけは不思議と湧いてきている。思い付きで書くけど誰か既に思いついていたらごめんなさい。あと、知識の粗さについてはご容赦を。
その2→https://chifumu-m.hatenablog.com/entry/2020/05/03/090000
①車両番号を順番に足していく旅
車両番号が小さい車両から順番に乗っていく、という旅だ。例えば、東京メトロは銀座線に「1000系」が走っている。1000系の「1020」号に乗ったら、「1020」より大きい車両には乗車できるが、「1020」より小さい車両に乗る事はできない。例えば丸ノ内線には「2000系」が走っているので、丸ノ内線に乗り換えてもいいし、その次は有楽町線・副都心線の「7000系」に乗り換えてもいい。これを繰り返して、最終的に車番が大きい車両を目指す、という企画だ。その中で、例えば他者の乗り入れ車両を入れるのも面白そうだし、縛りとして「東京メトロ全路線のうち1区間は必ず乗る」というのも面白い。一人遊びも可能だし、誰かと対戦形式にするのもOKだ。いろいろな路線で応用できるので、Youtubeで動画が被る心配も少ないだろう。意外と戦略性も広そうな遊びとして、いかがだろうか。
②7月1日、701系の旅。
文字通り、東北地方を走っている701系をひたすら乗りつづける旅だ。701系は運用範囲が広く、地域ごとに違いもあるので、乗り比べをしてみたい。ロングシートの車両が大半なので、それを長時間続けるとどうなるのか、という自分を試すような旅でもある。701系に限らず「特定の日に特定の形式にだけ乗る」という旅はいつかしてみたい。
③食べ物の駅を巡る旅
「ごま」「ごぼう」「しじみ」……どれも食べ物だが、実際に存在する駅名でもある(「胡麻」「御坊」「志染」)。そんな食べ物の駅を巡り、そこでその駅名と同じ名前の食べ物を食べる旅だ。これも、Youtube的にも見応えのある、面白い旅と動画になるのではないだろうか(他の候補としては、「あさり」「いるか」「しゃけ」「さめ」「こんぶ」「だいふく」あたりかな…)。
④「みどりの日」のグリーンな旅
5月4日は「みどりの日」。それにちなんで、「みどり」に関連した列車に乗る旅だ。緑色(青緑や黄緑など緑系の色なら何でもあり)の車両、グリーン車、特急「みどり」……。例えば、山手線に東京まで乗り、東京から博多までの新幹線は「グリーン車」で移動、博多から佐世保まで特急「みどり」に乗車、というプランはどうだろうか?
⑤1日中地下にいる旅
1日中地下にいる。地上に出るのは禁止。はたしてこの状態で、様々な事(都内各所で食事や買い物、駅ビルへの出入り等)ができるのだろうか。これまた自分自身の忍耐力が試されそうな企画だ。その一方で、地下空間の広さや充実ぶりを知る良い機会にもなりそうだ。
ここまでいろいろな企画を立ててみたが、正直実現する可能性はこのご時世、いろいろな意味で低い。時間もお金もかかるだろうし。動画にしたら面白いと言ったけど、そもそも私は旅動画を作った事すらない。ただ、企画としては面白そうだなと思う。
言うだけならタダだけど。